八幡横丁商店街 立ち呑み「くら」に挑む
暗い話題がずっとトップにあるのも何なので早々に更新…。
先日久々の出稽古。メインは「神保町散策」。最近掘り出し物に出会えていないのだが今回は如何に!?
…の前に腹ごしらえ。都営新宿線「神保町」駅ひとつ手前「小川町」で下車。向かうは蕎麦の名店「神田まつや」さん。
珍しく迷わずすんなり到着。勘が冴えわたる。2時近くなので合い席とはいえすんなり着席。しかも蕎麦打ちを目の前で見られる特等席。とりあえずお酒と鳥わさを注文。
最近急に蕎麦喰いになってきた。とは言っても蕎麦のうまさが分かっている訳ではない。ではなぜ蕎麦か。雰囲気がいい。名の通った蕎麦屋ほど佇まいが古めかしく、妙に居心地がいい。どうもこれに尽きるらしい。江戸情緒に溶け込んだ気になれる。またツユがいい。蕎麦の味は分からなくてもツユの違いは分かる。よく「蕎麦の先にちょっとだけツユをつけてズッとすする。これが本当の蕎麦の食べ方だ。」と聞くが、歴史ある江戸前の辛口の蕎麦ツユに出会ってはじめてその意味が分かった気がする。そして蕎麦湯。うどん湯を飲むことは無いが蕎麦湯は飲む。昔の人は「ソバルチン」なんて存在知らなかっただろうに…。
ぬる燗の酒を飲みながら、つき出しの蕎麦の実の入った味噌を箸先につけて舐める。粋だねぇ~(自己満足)。ただこのまま飲んでてもピッチが速くなりそうなので本でも読もうとポケットからなぎら健壱氏著『東京酒場漂流記』を取り出そ…待てよ……。確かこの本、「まつや」も出てたなぁ。その中でなぎらさん、酒飲みながら鳥わさ食ってた気がするなぁ。これじゃぁ明らかに「あいつ真似してんだ」て思われて、野暮もいいとこじゃないか。という訳で読書は中止。蕎麦打ちを見ながら酒をちびりちびりやることにする(後で読み返してみたらやっぱり酒に鳥わさの組み合わせでした。危ない危ない…)。
最後の1杯を注いだところで蕎麦を注文。「大もり(もり蕎麦の大盛)」にする。浅草の「並木藪そば」や上野の「連玉庵」には大盛りはなかった気がする。1枚じゃ足りないんだけど2枚頼むとちと値が張る…という貧乏くさい私にとってこの「大もり」の存在は嬉しい。
ここもツユはやっぱり辛め。軽く箸で手繰ってちょこんとツユにつけて一気にすする。そうめんより味が軽く、さっぱりと感じるのはもしかしたら蕎麦の香ばしさのせいなのだろうか。言わばこれば蕎麦のうまさか。
蕎麦を打つのが容易じゃないことはずっと眺めていたので分かるが、食べるのはあっという間。ちょっぴり罪悪感を感じつつ「神保町」へ。
と言っても残念ながら収穫なし。2時間ちょっとの滞在。でも久々の古書店巡りは宝探しやかくれんぼしてるみたいでやっぱり楽しい。再び都営新宿線に乗り「本八幡」へ。
「京成八幡」。神保町や江戸川競艇への最寄駅「船堀」がある都営新宿線への乗り換えでよく降りるのだがすぐ地下の連絡通路に入ってしまい地上の八幡をあまり見たことがなかった。本八幡向っていろいろ商店街やお店がありそうだ。次回再調査の必要あり向かったのは先日酒場情報通の方から教えていただいた『立ち呑み くら』さん。京成八幡駅のすぐそばにある細い「八幡横丁商店街」。でもいろんなお店が立ち並んでいる。その1角にお店はあった。
なんと酎ハイ150円!つまみも300円以下という価格破壊。千葉にもこういうお店あるんだなぁ、と感心安心。あまりゆっくりする時間はなかったのだがレバ刺し(250円)も値段の割に量も味も抜群。気付けば酎ハイ2杯、お酒1杯、つまみ計2品を一気に頼んでちょうど1000円。お得な金券も売ってるようなので次回は迷わずそれにしよう。
本の手土産はなかったが、腹の中にお土産を詰め込み帰宅ラッシュの始まる京成線へ乗り込んだ。









