全然ダイジョウブ
朝の連続テレビ小説『瞳』。初の連続テレビ小説完全視聴を目指し日々努力(?)している。
この前に放映されていた『ちりとてちん』。視聴率的にはあまり好成績とは言えなかったようだが、放送終了後の評価は高く、DVDの売上も好調のようだ。
もしかしたら朝の連続テレビ小説を放送時間通りに観ている人が少なくなったのかもしれない。そういう私もビデオにとって時間差で観ているひとり。我が家だけに限らず、決まった時間に決まったことをできるほど今の日本人の生活リズムは一定のテンポではいかないようだ。
『ちりとてちん』のヒロイン、貫地谷しほりちゃん
。連ドラ終了後も大忙し。立て続けにドラマで主演を張っている。先日始まった水戸黄門のはざまドラマ(?)『あんどーなつ』。これまた視聴率はいまいちだったようだが、面白い。もともと和菓子も好きなので感情移入もしやすい。楽しみだ。
さて、『瞳』。作者鈴木聡さんの主宰する劇団「ラッパ屋」のファンなので贔屓たっぷりで見続けているのだが…。
ドラマのテーマは3つと勝手に推察する。ひとつは「里親制度」。次に「ストリートダンス」。そして「下町情緒」。「里親制度」について、それ自体ドラマに盛り込むのはいいのだが、時々ストーリーを遮って解説が入るのが興ざめ。うまくストーリー内で伝えて欲しい。
「ストリートダンス」は若者文化を伝えようとする意図があって加えた要素なのかどうかは分からないが必要性を感じない。むしろ朝の連ドラのイメージからして異物感すら抱いてしまう。ストーリーの中で主人公「瞳」が子育てとバイトとダンスの3足のわらじで無理をして体調を崩してしまう件があったが、ドラマ自体もそんな感じ。ましてやドラマを早めに切り上げ「まゆげ猫ダンス」の振付を紹介するなんて…。あれ自体可愛いから好きなんだけど、そんな熱烈な支持を受けているものなのかは疑問。
「下町情緒」に関しては、せっかくあれだけの役者を配しているので、もっと話の中心にしてもいい。特に前田吟さんの演技がいい。ただ、「みんなで拍手しましょう」とか声を揃えて何か言ったりなど学芸会の劇っぽさが気になる。同じ下町(浅草)を舞台にしている『あんどーなつ』の人情の描き方が良さそうなので(まだ2話なので何とも言えないが…)余計わざとらしさが目立つ。
かつて「ラッパ屋」で「斉藤幸子」というタイトルの芝居を上演したことがあった。舞台は月島(のもんじゃ屋)。今回のドラマ同じだ。とても面白い芝居だったので同じ月島舞台の今ドラマを楽しみにしていたのだが…。
で、長々書いてきたが今回めったに批評などしない今ブログでこんな内容のものを書いてしまったのはドラマで出てきたあるセリフのことを書きたかったから。
「全然大丈夫」
瞳も、西田敏行演じる「勝太郎」もこの台詞を使った。そういう私もつい使ってしまうのだが、NHKで使われるとこれまた話が違う。この用法がNHKのお墨付きを得て、本格的に市民権を得てしまうのだろうか。
今更そんなこと言ってるの?古いよ。みんな使ってるし何が間違ってるかも分んないよ。全然平気っしょ。そんな風潮?

