我が家のマンガ④「好きなマンガ」編
我が家のマンガ蔵書をうだうだ紹介してきたが、とどのつまり好きなマンガは何なんだ、ということで最後に何度も読み返してしまう「好きなマンガ」ベスト5。1020冊もあれば所持していることで満足してしまう作品と定期的に手に取る作品とに分かれてくる…。
第5位…『ツルモク独身寮 窪之内英策(全11巻)』
つるや木工製作所の独身寮を舞台としたラブコメ作品。ひとりひとりのキャラクターが魅力的なのだが、むやみに登場人物を増やすことも無く内容がぼやけなくていい。
第4位…『ぽっかぽか 深見じゅん(16巻 以下続刊?)』
元々の出会いはテレビドラマだった。ドラマを先に見て原作のマンガを読む場合、或いはその逆。とかく違和感が先に立ち馴染めなかったりすることが多いのだがこの作品はドラマはドラマで、原作は原作でどちらも好きという貴重な作品だ。優しい夫とちょっとぐうたらな妻、幼稚園児の娘の3人家族のホームコメディ。ホロっとさせられる話も多い。我が家に娘がいたらこのマンガと似たような家族になれるのだが…(?)
第3位…『サラリーマン金太郎 本宮ひろ志(全30巻+5巻)』
本宮マンガの主人公の魅力をすべて背負ったような矢島金太郎が主人公。ケンカあり恋あり政治ありマネー戦争あり…。いろんな作品の随所で提起してきた作者の思いがここで一気に爆発している。本宮マンガの総決算のような作品。
第2位…『タッチ』
「タッチ」は私にとって野球マンガではない。朝倉南も和也も脇役で、上杉達也が主人公の青春ストーリーである。かつて上杉達也をテーマに論文を書こう、と真剣に考えたことがあるくらい彼の描写は秀逸である。
第1位…『空のキャンパス 今泉伸二(全7巻)』
一言で言えば体操競技をテーマにしたラブコメ作品なのだが、中身は濃い。主人公は脊椎に重大なケガによる持病を持つ男子中学生。幼い頃、目の前でムーンサルトを見せた謎の男の子。そいつに勝つ事を唯一の目標に怪我を克服し体操競技にまい進する。が、実はその男の子は女子のジュニアチャンピオンで…。怪我の後遺症と闘いながら、再会を果たせぬまだ見ぬライバルを目標に体操に打ち込む主人公。自分がライバルであると名乗り出ることのできない女子チャンピオンの主人公への思い。何しろ泣かせるシーンが多い。体操競技なので映像化が難しいそうだがドラマ化しても十分話題になりそうな内容である。是非1度読んで欲しい。
正直、どうでもいいランク付けなのにかなり迷った。何度も作品の取捨を繰り返したり順位を入れ替えたり…。でもせっかくならあまり知られていない作品を1位にしたかったのでこういうベスト5にした。改めて感じたことはひと作品ひと作品にそれなりの思いが残っている、ということ。 先日、漫画家が出版社を訴える、というのが話題になっていたが私は漫画家には敬意を表したい。

